【例題】

登場人物: 登場アイテム:
意地悪な王様 赤い帽子2つ
無実な囚人A 白い帽子2つ
無実な囚人B
無実な囚人C
無実な囚人D

いつの時代のどこの国の話だかは存じませんが、無実な囚人4人が意地悪な王様の前に連れてこられました。
意地悪な王様は、囚人たちを前から A-B-C-D の順番に並べ、CとDの間に仕切りをおきました。
その上で、それぞれの囚人が自分の帽子の色を確認できない状態で帽子をかぶせました。
そして、1人でも自分の帽子の色を当てることができたら全員解放、でも1人でも間違えたり、全員が無回答ならば全員処刑すると言いました。

王様はまず囚人Dに帽子の色を聞きました。
しかし、囚人Dは「わかりません」としか答えられませんでした。
次に王様は囚人Cに帽子の色を聞きました。
もし囚人Aと囚人Bの帽子の色が両方同じ色なら、囚人Cはその反対の色と答えることができましたが、あいにく囚人Aと囚人Bの帽子の色は別の色だったので、囚人Cは「わかりません」としか答えられませんでした。
続いて王様は囚人Bに帽子の色を聞きました。
囚人Bは囚人Cが帽子の色を答えてくれることを期待していましたが、見事に裏切られました。
しかし、囚人Cが答えられなかったことによって、囚人Aと自分の帽子の色は違うということが推理でき、見事に自分の帽子の色を答えられました。

無実な囚人たちは全員めでたく解放されましたとさ☆
めでたしめでたし。

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